虫歯治療 | 福岡市東区香椎の歯医者さん「森本歯科」

可能な限り 歯を保存する治療」を ご提供します

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森本歯科は「きちんと噛める」ことが、人間にとって一番大事なことだと考え、ご自身の歯を長く使い続けていただくことを目指しています。ブリッジや入れ歯、インプラントといった歯を補う治療はありますが、やはり自分の歯に勝るものはありません。患者様の歯を1本でも多く、そして長く残すための虫歯治療に努めます。

歯科用CTによる精密性の高い診断・治療

歯科用CTによる精密性の高い診断・治療を表す画像
森本歯科では、必要があれば虫歯や神経の治療においても平面的な画像しか得られないレントゲンよりも、立体的な画像を撮影できる歯科用CTを用いて虫歯の状態を確認し、診断を行う場合があります。
当院が使用するパラノマ型デンタルCTは、医科用CTに比べて被ばく線量が5分の1~10分の1に抑えられています。また、撮影データの処理スピードが速いため、撮影後数分で詳細な3D画像を見ながらの診断や、患者様への治療に関するご説明が可能となります。

拡大視野で確認し、削る量を最小限に

マイクロスコープとは、手術用顕微鏡のことで、20倍にも拡大することが可能です。虫歯治療として虫歯部分を削る際に、マイクロスコープを活用することで歯を削る量を抑えて虫歯の取り残しを防いだ精密な治療ができるようになりました。
また、当院に併設された歯科技工所での詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)の作製にも活用しています。肉眼やルーペよりも細かに見られるマイクロスコープを使用することで、より精度の高い補綴物を作ることができ、歯と補綴物の間に段差や隙間ができるのを防ぎます。

マイクロスコープを使った精密根管治療

マイクロスコープを使った精密根管治療を表す画像
根管内に充填剤を詰める前に、内部にある細菌感染した神経を抜く必要があります。しかし、根管は細くて複雑な形状をしている上に人によって形が異なり、狭く暗いために肉眼やルーペだけでは根管内を正確に把握することは困難です。手探り状態で治療を行っても感染部分を取り残しやすくなり、再発や抜歯のリスクを高めてしまいます。
森本歯科では、最大で10万ルクス以上となるライトが付いたマイクロスコープを使うことで根管内を可視化し、精密な治療によって感染部分の取り残しを防ぎ、虫歯の再発や抜歯を防止します。また、肉眼やルーペだけで行うよりも、患部がよく見えることから治療を効率的に進められるため、治療時間の短縮も期待できます。

森本歯科の根管治療では光殺菌治療を行います

森本歯科の根管治療では光殺菌治療を行いますを表す画像
森本歯科の根管治療では、根管内部に詰め物を入れる直前に光殺菌治療を実施します。光に反応するジェルを根管に注入し、専用の機械で10秒~30秒間照射して光殺菌を行います。その後、ジェルとともに細菌の残骸を洗い流してから最終的な詰め物をします。
光殺菌を行っている間は少しの熱と振動を感じますが、痛みはありません。また、抗生物質などのお薬を使用しないので薬が効かない耐性菌が発生せず、副作用の心配もありません。

炭酸ガスレーザーを使用した痛みの少ない治療が可能です

炭酸ガスレーザーを使用した痛みの少ない治療を表す画像
炭酸ガスレーザーは、レーザーが当たった部分のみに高熱を与えて蒸発させることで、不必要に歯質を傷つけません。また、レーザー光は当たっても音や振動といった刺激が少なく、痛みや不快感を抑えた治療が可能で、麻酔せずに虫歯を除去できます。
さらに、歯にレーザーを照射することでフッ素が浸透しやすくなるため、治療後にフッ素塗布を行うことでより予防効果が期待できます。

進行度別の虫歯の症状と治療法

虫歯の進行度によって、必要となる治療は異なります。進行すればするほど、負担のかかる治療が必要となり、歯の寿命にも影響してきます。「痛くないから大丈夫」ということはありませんので、進行させないように早めの受診が大切です。

C1

歯の表面の虫歯

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ごく初期の虫歯で、歯の表面だけに虫歯があるため痛みはありません。虫歯の程度によっては歯を削って詰め物をすることもありますが、なるべく歯を削らないようにクリーニングやフッ化物塗布などを行い、進行を防ぐ処置を行います。
C2

神経に近い虫歯

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歯の表面にあるエナメル質よりも内側にある象牙質にまで届いた虫歯であるため、食事中に痛みを感じたり、冷たいものや甘いものがしみたりします。神経に近ければ近いほど、痛みを強く感じます。
痛みの少ないレーザーなどで虫歯を除去した後、レジンやセラミック製の白い詰め物、もしくは小さな銀歯をかぶせます。
C3

神経にまで及んだ虫歯

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虫歯が神経を侵しているため、常にズキズキと痛みます。また、夜間に激痛を感じることもあります。
神経にまで虫歯が達している場合は、歯の神経を抜く根管治療が必要になります。森本歯科ではマイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使い、取り残しを防ぎつつも必要最低限の切削量になるよう努めています。
C4

歯の根まで進んだ虫歯

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虫歯菌によって歯冠部(歯の頭の部分)がほとんどない状態です。歯の神経が壊死しているため、痛みを感じなくなりますが、歯の根元に膿が溜まると再び激しい痛みを感じるようになります。
虫歯が神経に及んでいるので、C3と同様にマイクロスコープを使って根管治療を行い、抜歯回避に努めます。しかし、顎骨や他の歯への悪影響が考えられるケースでは、やむを得ず抜歯を行うこともあります。

福岡市東区香椎の森本歯科が行う根管治療

根管治療を表す画像

根管とは神経や血管などが通っている歯の内部のことです。深部にまで虫歯が進行してしまった場合の根管治療は歯の土台を治す治療であり、歯の寿命を左右します。根管は大変細く、複雑な形状をしていることから、治療には精密性が求められてきます。そのため、森本歯科ではマイクロスコープ等の機器を駆使し、治療の精密性向上に努めています。また、再発リスクを低減するため、光殺菌を導入しています。

虫歯は予防できる病気です

虫歯は予防できる病気を表す画像

虫歯の根本的な原因は、お口の中にいる虫歯菌です。虫歯治療を行っても、口内に虫歯菌が多くいては再発したり他の歯が虫歯になったりするリスクが高いままです。また、虫歯になったことのない歯と虫歯治療後の歯を比較すると、治療後の歯の方が虫歯になりやすいことも分かっています。

再発を繰り返して治療を受け続けていては、いつかは歯を失ってしまいます。歯を長く使い続けていただくために、森本歯科では予防歯科として定期的なメンテナンスの受診をお勧めしています。メンテナンスを定期的に行うことで、予防と早期発見・早期治療が可能になり、歯の寿命を延ばすことができます。

虫歯治療のQ&A

虫歯治療は保険適用ですか?
虫歯治療は、基本的に保険が適用されます。虫歯治療費の1割~3割を患者様が負担することになります。
銀歯にならない治療法はありますか?

最近では保険治療でも白い詰め物や被せ物ができるようになってきております。
しかし、適用部位やさまざまな条件がありますので、詳しくはスタッフにお問い合わせください。

セラミック製の補綴物は天然歯のような見た目をしており、保険適用のレジンよりも変色しにくく、寿命が長いのが特徴です。
保険の白い詰め物や被せ物は強度が不十分なため、割れたり外れたりすることがあります。

虫歯はどうして起こるのですか?
虫歯は、以下のメカニズムによって起こります。
  • 虫歯菌が磨き残しを食べて、ネバネバとしたグルカンを生み出します。グルカンを接着剤にして細菌の塊(歯垢)を作ります。歯垢1mgあたり10億個ものさまざまな種類の細菌が棲んでいます。
  • 細菌が糖を分解するときに産出する乳酸は歯を溶かすため、食事中や食後は歯の表面が溶ける脱灰が起こります。通常であれば唾液の働きによって口内は中性に戻り、歯を修復する再石灰化が起こるので虫歯は起きません。
  • 歯が修復される周期よりも短い間隔で甘い物などを食べたり飲んだりすると、再石灰化による修復が間に合わなくなってしまいます。結果的に脱灰が続くと、虫歯が発生します。
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