セラミック治療 | 福岡市東区香椎の歯医者さん「森本歯科」

気になる銀歯も 天然歯のような白い歯に

セラミック治療

歯科診療におけるセラミック治療とは、歯の治療で削った歯にセラミック(陶材)製の補綴物を被せたり詰めたりすることで、主に審美面でのお悩み改善を図る治療となります。通常の保険適用範囲内での治療で用いる銀歯やレジンと比較すると、かなり天然歯に近い仕上がりとなります。
「口元を気にせず話したり笑ったりしたい…」とお悩みの方、現状の銀歯や黄ばみや変色の起きてしまったレジンの治療痕がどうしても気になってしまうという方、お口元にコンプレックスやお悩みを抱えているようでしたら、一度ご相談ください。

  • ホワイトニングができない箇所の歯を白くしたい
  • 銀歯や変色したレジンの治療痕を白くしたい
  • すきっ歯を短期間で治したい
  • メタルフリーの治療が受けたい

福岡市東区香椎のセラミック治療

セラミック治療は審美的な治療であり、治療費は健康保険の適用外となります。
森本歯科では少しでもセラミック治療が手の届きやすい治療となるよう、設備やフォロー体制を整えています。

院内に歯科技工所を併設

院内に歯科技工所を併設

歯科技工所はクラウン(被せ物)やブリッジ、義歯などの補綴物を作製する設備です。セラミック治療を選択する上で、院内に歯科技工所があるということは大きなメリットとなります。
森本歯科では常勤の技工士が在籍する歯科技工所を併設しており、歯科医師と技工士が連携して患者様の歯の形や正しい噛み合わせなど、一人ひとりの状態に合わせた、より精度の高い補綴物の作製が可能となっています。
また、セラミックの補綴物の作製・調整・補修について外部に依頼する場合に発生する工数や時間が省けるため、迅速に対応できることもメリットと言えるでしょう。

安心してお使いいただくための保証制度

安心してお使いいただくための保証制度

森本歯科では安心してセラミック治療を受けていただくために保証制度を設けております。
保証を受けられるのは、定期検診を受けている方のみとなります。定期検診の頻度は、患者様の口腔状態によって変化しますが、基本的には数ヶ月から半年に1回としています。
詳しい保証内容・条件については、当院の医師や衛生士にお尋ねください。

口腔内3Dスキャナーで精密性の高い歯型を採取

口腔内3Dスキャナーで精密性の高い歯型を採取

歯型採取は被せ物の精度を左右する大事な工程です。森本歯科では従来のシリコンを使った方法ではなく、3D技術を駆使した歯型採取を行うことにより高精度の被せ物製作に努めています。
口腔内3Dスキャナーを使用して3Dデータを取得し、実際のお口の状態に近い、精度の高いセラミック補綴物を設計します。
また、一般的に行われるシリコンを使った歯型採取は、患者様が苦しい思いをしたり誤飲したりする怖れもありますが、口腔内3Dスキャナーの導入で歯型採取の快適性や安全性も向上しています。

治療部位に応じて適したセラミック素材が選べます

歯科治療に使われるセラミック素材にはいくつか種類があります。治療後、長くご使用いただく補綴物となりますので、治療する部位によって適した素材かどうかや、それぞれの素材のメリット・デメリットを踏まえた上での選択が重要となります。

オールセラミック

オールセラミック

オールセラミックは名前の通り、すべてがセラミックで作られた詰め物・被せ物のことです。表面がツルツルしているため、汚れが付きにくく歯肉炎リスクを高めません。

メリット

  • 天然歯のような見た目

    光を透かすため、天然歯のような透明感があります。また、色味を細かく調整できるため、周囲の歯から浮く心配がありません。

  • メタルフリー

    歯科治療で金属を使用すると、時間の経過により歯茎が黒ずむことがあります(メタルタトゥー)。セラミックはメタルタトゥーの心配がありません。

デメリット

  • 強い衝撃を与えると割れたり欠けたりする

    特に負荷の大きい奥歯にセラミックを使う場合は、より強度のあるジルコニア製のコーピング(芯)を入れることで、割れないように強度を高めます。

  • 料金が高い

    オールセラミックに限らず、セラミック治療は自費診療のため、レジンや銀歯などの補綴治療よりも高額です。特にオールセラミックは費用が高いですが、虫歯治療に使う場合は医療費控除の対象となります。

オールジルコニア

オールジルコニア

人工ダイヤモンドと同じ材料を使って作られているため、ジルコニアは強度が高いのが特徴です。金属を使用していないので、金属アレルギーの方も安心して治療を受けられます。

メリット

  • 耐久性に優れている

    セラミックよりも強度があるため、奥歯に使っても割れたり欠けたりする心配がありません。また、摩耗にも強く、寿命が長いです。

  • 仮留めができる

    セラミックと異なり、ジルコニアは仮留めができるため使用感を確認でき、高さなどの微調整が行いやすいです。

デメリット

  • セラミックに比べると審美的に劣る

    耐久性に特化した素材であるため、セラミックと比較すると透明感や色調の点で劣ります。そのため前歯よりも奥歯に使うことをおすすめしています。

  • 他の素材と比べると歯を削る量が多い

    ジルコニアの表面はセラミックで覆われており、その分他の補綴物よりも厚みがあるため、歯を削る量が少し増えてしまいます。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックは、セラミックとレジンを混ぜた素材です。セラミックとレジン両方の利点をあわせ持っており、見た目が良く他の治療に比べて価格が安く抑えられます。

メリット

  • オールセラミックよりも割れにくい

    オールセラミックよりもしなやかになり、割れにくくなりました。また、セラミックやジルコニアよりも柔らかいので、噛み合う歯への負担が軽減されます。

  • 他のセラミック治療よりも安価

    レジンが含まれているぶん、自費診療のセラミック治療のなかでは、比較的安く施術を受けられます。

デメリット

  • セラミックよりも劣化しやすい

    レジンを含むため経年劣化しやすいです。天然歯と同様に、色の濃い飲食物を多く摂取する方の場合は変色しやすいでしょう。しかし、保険診療のレジン冠と比較すると劣化しにくいです。

  • 耐久性に欠ける

    ハイブリッドセラミックは、通常のセラミックと比べると噛み合う天然歯を傷つけにくい分、耐久性に欠けています。

メタルボンド

メタルボンド

歯の部分はセラミックで作られていますが、内側に金属を使用しています。メタルボンドによる治療は世界中で行われており、治療実績のある素材と言えます。

メリット

  • 高い強度

    内側に金属を使っているため、ハイブリッドセラミックやオールセラミックよりも強度があり、負荷がかかりやすい奥歯でも問題なく使えます。

  • 内側の金属を選べる

    使用する金属をチタンにすることができます。チタンはアレルギーを起こしにくく、他の医療分野でも広く使われています。

デメリット

  • 透明感が出にくい

    内側に金属を使っているため光が透けず、自然な透明感が出にくいです。銀歯のように外側から金属が見えることはありませんが、その点では、オールセラミックやオールジルコニアに劣ります。

  • 金属を使っている

    内側をチタンに変更してもアレルギー反応が出てしまう方もいますので、事前に使っても問題ないか調査が必要です。また、時間の経過とともにメタルタトゥーによって歯茎が黒ずむことがあります。

理想の歯の色・形を手に入れるセラミック治療
ラミネートベニア

セラミックはクラウン(被せ物)やインレー(詰め物)以外にも用いられています。当院ではラミネートベニアという、ごく薄いセラミックの板を歯の表面に貼りつけるラミネートべニアという施術を行っています。
妊娠や無カタラーゼ症などでホワイトニングができない方や、神経を取るなどしてホワイトニングの効果が出ない歯がある方でも、白い歯を得ることができます。セラミック製なので、見た目も自然に仕上がります。また、歯の形や大きさを変えられるため、歯の形を整えたり、歯と歯の間の隙間(3mm以内)を閉じたりすることも可能です。

ラミネートベニアの留意点

ラミネートベニアにも施術前に知っておきたい留意点があります。患者様が納得できる治療・施術を受けるためにも、マイナス面もしっかりご説明いたします。

健康な歯を削る必要がある

ラミネートべニアは、薄いセラミックの板を貼りつけるため、板の厚さ分だけ歯の表面を削る必要があります。しかし削るといってもごく少量で済むため、痛みもなく麻酔も必要ありません。

人によっては術後しみることがある

歯の表面にあるエナメル質の厚さが薄い方は、ラミネートベニアを受けてから歯がしみやすくなることがあります。数日でしみなくなりますが、続くようでしたら当院へご相談ください。

大きな負荷がかかると割れることがある

ラミネートべニアは耐久性に優れたセラミックで作られていますが、厚さが1mmもないため、歯ぎしりや食いしばりなどの大きな負荷がかかると割れやすくなります。

セラミック治療のQ&A

患者様からよくいただくご質問に回答いたしましたので、セラミック治療について気になる点がありましたらご確認ください。
他に、なにか疑問点がある場合は、どのようなことでも当院スタッフへお聞きください。

セラミック治療は保険が適用になりますか?

セラミック治療は、保険適用になりません。国民健康保険は、病気や怪我の治療のみに適応されるため、セラミック治療のような審美目的の施術は自費診療となります。

美容目的ではなく虫歯などの治療のためにセラミック製のインレーやクラウンにした場合は、医療費控除制度の対象となります。ただし、ラミネートべニアは審美目的で行われる施術のため、医療費控除の対象外です。

セラミック治療は痛みはありますか?

森本歯科では痛みに配慮した治療を行っています。必要があれば麻酔を使用し、感覚のない状態で歯を削ります。また、ラミネートべニアは、歯の表面にあるエナメル質のみを削るため、ほとんど痛みを感じることはありません。

しかし歯を削った後、歯の神経が虫歯治療に使った機器の振動によって敏感になっていることがあります。そのため治療後しばらくは、しみたり痛みを感じたりしますが、時間の経過とともに消えていきます。

耐用年数はどれくらいですか?

使用する素材や患者様の使い方次第で異なります。

補綴治療を行った歯は再治療になるリスクが高いため、セラミックに異常がなくても土台の歯に問題が起きることがあります。保険治療よりはそのリスクは低いですが、メンテナンスを怠ればそれだけ耐用年数は縮まります。森本歯科では治療効果が長続きするように、治療後のメンテナンス受診をおすすめしています。

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